真夜中にひといき

真夜中にひといき

こどもが寝てからが本番

春日大社に初詣。子ども連れなら車が正解でした

子どもの頃に引越してきて、気づけば20年以上奈良県に住んでいます。
家の近くにもお寺と神社がありますが、初詣といえば春日大社
昔から毎年お詣りしています。
昨年は出産直後で行けなかったので、今年はじめて春日大社に1歳の子どもと一緒に初詣に行ってきました。

子ども連れで三が日は無理!

昔からとんでもなく混む春日大社の初詣。
本殿は石の階段を登った先にあり、三が日は元日を避けても階段の下から大渋滞、遠くからお賽銭を投げ入れる状態です。
子ども連れで人混みは色々と危ないし、周りの人にも迷惑になりそうなので、三が日は除外。
翌週の成人の日の三連休、成人の日は式典で道が混み合うことを考えて、前日の日曜日にお詣りすることにしました。

車で行く? バス・電車で行く?

春日大社のある奈良公園は電車でのアクセスも抜群です。
反対に車は狭い道も多いため、普段遊びに行くなら電車と徒歩が一番便利。
奈良公園周辺やならまちのお散歩なら、比較的平坦なのでベビーカーでも問題ありません。

しかし春日大社春日山にあり、長い参道を進んだ先にあります。
大人の足でも近鉄奈良駅から徒歩25分。
参道は砂利道になっているのでベビーカーで歩くのは難しそうです。

駅から「https://www.nara-access-navi.com/」という循環バスに乗るという選択肢もあります。
春日大社や大仏殿を回って運賃は100円、観光にはとっても便利です。
バス停は本殿の近くにあるので、長い参道を歩かなくても大丈夫。
ただ今回は三連休で混み合う中、ベビーカーで乗車するのは難しいと判断しました。

春日大社にはバスとあわせて100台分の広い駐車場もあります。
こちらもバス停と同じく本殿のすぐ近くにあります。
駐車料金は1000円かかりますが、今回は車で行くことにしました。

大人だけなら断然徒歩がおすすめ!

春日大社の参道は森の中を通っていて、 もちろん鹿もたくさん歩いています。
奈良公園の鹿は「しかせんべいよこせ!」な感じですが、春日大社の鹿は心なしかゆったりおっとり。
写真も撮りやすい気がします。
また、山道を進むにつれ両脇に石灯籠が並び始めます。
個人的にはこの石灯籠と鹿がいる風景がとても奈良らしくて大好きです。
運が良ければこんな子鹿にも出会えます。

いざ初詣へ

ランチを食べてから車で春日大社へ向かいます。
予想よりお店が混んでいたため、奈良公園周辺に着いたのは15時を過ぎていました。
春日大社に近づくにつれ車が動かなくなり……
春日大社の閉門時間は17時、駐車場は1時間前の16時に受付が終了になります。
少し焦りましたが、なんとか受付終了30分前に入ることができました。

駐車場から本殿までは坂と階段がありますが、5分程で歩けます。
こちらのルートでもやはりベビーカーよりも抱っこひもで正解でした。

本殿の前も普段の休日よりは人が多いですが、三が日とは違って落ち着いてお詣りができる程度。
お守りも少し並びつつ、すぐにいただくことができました。

唯一大行列だったのがおみくじ。
春日大社には通常の鹿をモチーフにした「鹿みくじ」があります。
木彫りと白の2種類の鹿がおみくじをくわえていて、鹿はお土産にお持ち帰りが可能。
可愛いのでおすすめです。
もちろん我が家には2種類ともいます。 これにかなりの人が並んでいました。

帰りの方が大渋滞

帰りはなかなか駐車場から出られず、出てからも車が動かない!
駐車場の終了時間で入れなかった車が戻るのに、道が混み合っていたようです。
大仏殿近くまで戻るとスムーズに動き出しました。

駆け足でのお詣りでも、やっぱり来てよかったです。
体重が増えてからは抱っこひもでお出かけすることも減りましたが、歩けるようになるまでは卒業とはいかなさそう。
あと数年は三が日を避けて車でお詣りしたいと思います。